松岡経営労務事務所 社会保険労務士 松岡充臣さん
最近、書店などいたるところで「コーチング」というタイトルを目にしていたので、注目はしていましたが、元々「何でも自分で対処する」というモットーの私にとって「他人から潜在能力を引き出してもらう」とか「絶対評価でほめてもらう」とかいうコーチングのテクニックが、どうも子供扱いされているようで「自立した大人が、自分で自分の行動を決められなくてどうするんだ?」という、うがった見方をしていました。
そんな私ですが、仲間の勧めもあり興味本位でコーチングの受講を始めました。
実は、私も社会保険労務士という仕事を行っていまして、コーチングを研修材料として使われている方もいらっしゃるので、コーチングの手法そのものよりも、何かしらのビジネスに結びつくのではないか?という関心の方が強かったのも事実です。
週1回のペースですが、毎回毎回、随分効果がある事にビックリしています。
元々、否定的に捉えていただけに、自分自身がコーチングを受けた実体験としてこれだけの効果があるのなら、広める事は社会貢献につながるだろう。もっと広める事が出来れば、日本全体の労働生産性が向上し、ひいては国際競争力の向上にも充分寄与出来るはずだと、真剣に思ってしまいました。
そこで、まずは出来るところからと思いまして、私自身の経験をお話させて頂きます。
コーチングのテーマとしては「新規事業展開」についてなんですが、コーチと対話を進めていくうちに、目標をクリアするための私自身の問題として
「行動力が足りない」
「腰が重い」
という点が分かってきました。
朝寝坊から始まって、本来9時始業予定のはずが10時出社は当たり前。午前中は、HPで情報収集の名目でダラダラとすごすとあっという間に昼食時間。午後から徐々に仕事モードになってきて、ピークは夕方から。しかしそのピークも非常に短く、19時にもなるとスナック菓子をボリボリしながらの仕事で、当然ダラダラとしています。
結局、終電まで職場にいて、なおかつ土日もほとんど出社しているにも関わらず、自分の予定している成果は上がらずに悶々とすごしていました。
コーチとの対話の中で、毎回
「では、どうすれば解決出来ますか?」とか「それは、いつまでにやろうと思っていますか?」
という質問が出てくるので、これまで頭では「こういう状況は良くない」と認識していながら、根本的な解決策を講じていなかった事に対して、具体的な方法で考えるようになったり、あるいは自分で「いつまでにやる。」と目標期限を宣言した以上、次回のコーチングまでの間に「何もしませんでした。」と進捗状況を報告するのは、あまりにも格好悪いので、常に目標を意識するようになしました。
結果は、アポイントやメールなどのちょっとした作業でも思いついた時に即行動。何でも時間があればすぐ行動。というのが身についてきました。
朝起きられないのは、夜中3時まで起きているからだという事に今更ながら気付き、1時就寝を実行したところ朝起きる時間も2時間早くなりました。解決策は意外に簡単なところにあった訳ですが、そんな簡単な解決策も真剣に考えるという作業抜きにしては、出し得なかったんだと思います。
朝早く出社する余裕が余裕を生み、相当なスピードで業務が片付いていくのを実感し、最終目標である新規事業展開に向けて大きな一歩を踏み出せそうです。
ちなみに、コーチの語源は「馬車」。人を送り届けるという意味から出来た言葉だそうです。馬車に乗るのか、乗らないのか、結局は自分自身の判断に委ねられますが、乗っただけでこれだけ潜在能力が引出され、効果を具体的な形であげる事ができるのなら、こんなに簡単に自分を成功に導くツールはないなーと実感しています。
このまま行けば、私はどこまで送り届けてくれるのか楽しみです。また、今後の自分自身の可能性を感じる事が出来るのは非常に心地よい体験でした。
|